筋トレって毎日やっていいの?
筋トレを始めるとつい熱が入ってしまい、毎日筋トレを継続したりガンガン気合を入れて追い込んでしまうこともあるものです。ですが、毎日筋トレをしているとオーバートレーニングに陥ってしまうことがあります。
オーバートレーニングについて
オーバートレーニングについてですが、自分では気づかないうちに筋肉の疲労がたまってしまい、筋力の低下や集中力の低下をまねいてしまうことをいいます。オーバートレーニングの状態になってしまうと以前持ち上がっていた重量が持ち上がらず、なおかつスタミナの低下や筋トレへの集中力の低下、夜間の睡眠不足などの状態になってしまいます。

そんなにオーバートレーニングって恐いものなの?
頑張りすぎている自分には気づかないことが多いの。
じゃあお休みを取ればいいのかな?
これから具体的に説明していくわね!
同じ部位の筋トレは毎日おこなわず48時間あければ良いといわれています。ですがこれは基本的には48時間あけるってことで、その人の筋肉の疲労具合や筋トレ部位によっても休息させる時間は異なります。
デッドリフトは休息5日間が必要
ダンベルを使った腕の筋トレ、ベンチプレスなどの大胸筋は48時間の休息を得ることで超回復することができます。ですが、デッドリフトの競技に関しては48時間の休息ではぜんぜん足りないことになります。

筋肉が回復できていないのにデッドリフトをおこなった場合、かんたんにオーバートレーニングになってしまいます。背中の筋肉は非常に大きく広範囲になります。デッドリフトで使う筋肉は背中の筋肉だけではなく、大臀筋やハムストリングス、上肢などの腕の筋肉も消費してしまいます。
デッドリフトで使う筋肉部位
・広背筋、僧帽筋、脊柱起立筋
・大臀筋
・ハムストリングス(太もも裏側)、大腿四頭筋
・前腕筋、上腕二頭筋
上腕の筋トレは一日おきにやっていい
上腕の筋トレといえば、力こぶで有名な上腕二頭筋、腕が太く逞しく見える上腕三頭筋(二の腕)です。もちろん前腕も鍛えることもお忘れなく!
上腕を鍛えても一日おきに筋トレOKな場合と毎日やってもいいという場合があります。これは、トレーニーの筋肉疲労によって毎日やっても良いが、筋肉痛でオーバートレーニング気味になっているときは、一日くらい休息させた方がよい時もあります。

上腕二頭筋は鍛えすぎると小さくなってしまうなんて話も聞きます。ですから、超回復を経てからトレーニングすることをおすすめします。まあ基本的には腕は一日おきに筋トレして攻めてOKな筋肉部位になります。