BCAAは作り置きしても大丈夫なのか?

筋トレ中のエネルギーの補給にはBCAAが適しており、ジムに通っている人はシェイカーに入れて飲んだり、ペットボトルに入れて飲んだりする事も多いのではないでしょうか?そもそもBCAAは作り置きしても成分に変わりがないのか?劣化することがないか?
この記事では、「BCAAを作り置きしても大丈夫かどうか」について紹介します。
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BCAAって何なんだろう
BCAA(Branched Chain Amino Acid))とは分枝鎖アミノ酸を指します。この分枝鎖アミノ酸であるBCAAは必須アミノ酸であり、筋タンパク質中の必須アミノ酸の約35%を占めています。なので、筋トレ中に飲む飲料といえばBCAAが適します。
タンパク質を構成するアミノ酸は20種類あって体内で生成することができるのはその内の11種類とされています。それ以外の9種類のアミノ酸は食事など外部から摂取しなければならず必須アミノ酸と呼ばれています。
BCAAとは必須アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)のことになります。日本ではヴァームウォーターでBCAAは有名になり、国内生産では「アミノバイタル」が首位を奪っています。
BCAAは作り置きしても大丈夫だが、一定の条件が必要である

BCAAであるアミノ酸は水溶性のためすぐに水に溶けます。水に溶けたBCAAは成分の劣化なく持ち歩くことは可能なようです。なのでペットボトルに入れたり、シェイカーに入れて持ち歩くことは問題はありません。ですが注意が必要な点もあります。
保存には注意点もある
作り置きのBCAAは、冷蔵庫では10度以下になるため保存には問題ありません。ですが、室温となると細菌やカビが発生しやすい環境となるため、持ち運びには注意する必要もあります。一度でも空気に触れた飲料は、口をつけていなくても細菌やカビが発生しやすい状態となっています。細菌やカビが発生しやすい温度は、30〜35度と言われており、 BCAAには菌が育ちやすい栄養素が含まれています。
冷蔵保存が原則

BCAAを作り置きする場合は、保存温度に注意しましょう。室温では菌が増殖しやすく冷蔵保存であれば菌の発生は抑えられます。
もしも外出先で飲みたい場合は、保冷バッグを活用するなどして工夫します。一度でも口をつけた飲料は、菌の増殖があるためすぐに飲んだ方が無難です。少しの菌くらいでは身体に影響はないですが、細菌やカビは食中毒の原因となるため注意が必要です。
水筒にBCAAは入れないで下さい

水筒であれば一定温度で保存することができるので菌の繁殖も抑えられますが、BCAAやポカリスエットなどの清涼飲料水は入れないで下さい。すぐに腐敗するわけではないですが、ステンレスの腐食が始まり金属中毒を引き起こすことがあります。
BCAA単体ではすぐに錆びる恐れは低いようですが、水筒を使用した後は速やかに洗浄しましょう。
BCAAの摂取の方法
衛生的な BCAAの摂取方法として、タブレット錠タイプの BCAAを飲む方法が衛生的で安全です。もしくは、粉末状のまま持参しその場で作る方法も衛生的といえます。あまりおすすめしないのは、ビルダー飲みと言ってBCAAをスプーン等でそのまま口腔内へ投入する方法です。BCAAなどのサプリメントは湿気に弱いので、使用したスプーンをそのまま袋に戻してしまうとBCAAが固まってしまいます。
かく言う私は・・・
筋トレ中は水しか飲んでいません。体の7割は水分でできているので、水を飲まないと筋トレできないし動けないです。水だけでもスクワット160kg上がりますし十分に攻めることができます。年齢も43歳ですけどまだまだパワー UPできると思い筋トレしてます。ちなみに運動は苦手ですしアラサーになってか筋トレ始めましたが、BCAAを摂取しなくても栄養を摂っていれば十分バルクアップできます。
BCAAは飲まないより飲んだ方が良いに決まってる
実際はBCAA摂った方が持久力が上がるので、水しか飲まない筋トレよりも少しはレップ数もセット数も増えます。でも気持ち的に変わる程度ですし、何よりコスパかかるので水しか飲んでないだけです。金銭的に余裕があるトレーニーや筋肉命、トレーニング命っていうトレーニーはもちろんBCAAの摂取をおすすめします。ですけど、ぜったい飲まないと筋トレの効果がないかって言われると・・・筋トレはやってこそ筋トレですし、継続してこそ筋トレの成果も出るものです。やらない期間ができたりすると筋肉もパワーも落ちてしまいます。なので、BCAAが全てではないのです。