スクワットの高重量の三つのポイント

バーベルスクワットは真面目にトレーニングをしていれば、誰でも100kgは上がる重量です。そこから上は体重も関係ありますが、トレーンング頻度や本気度によって重量が増していきます。個人的には120kgくらいまでは、自己流でもフルスクワットができると思います。

今回は、「スクワットの高重量のポイント」について記事にしました。

上手な人を真似る

スクワットやベンチプレス、デッドリフトをするなら、誰でも重量の壁にぶつかります。やはり気合いだけでは持ち上がらなくなってきます。そんな時、3種(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)の上手な人の動作を真似るのが、壁をぶち破るポイントになってきます。

🟢確認するポイント

・スクワットの足幅 ・足先の向き ・目線 ・担ぎ方 ・手の幅 ・握りに行く時の動作

・下ろしや上げでのスピードや丁寧さ ・呼吸の仕方

・担いでから何歩でスタンスを組んでいるか

など、見れるポイントはたくさんあります。身長や体重も違うしそもそも骨格が違っていたりしますが、重量の壁にぶつかっていたり、高重量に対して苦手意識や悩みがある場合は、上手な人のフォームや動作を真似てみるのも一つだと思います。

腹圧の意識を変える

パワーベルトを使って腹圧をかけてトレーニングしている人は、腹圧のかけ方の意識を見直すのも有効です。腹圧はお腹に空気を入れるものではなく、胸部と背部にも空気を入れて圧をかけるのが重要になってきます。特に重量が上がってくると「腹圧のかけ方」は超重要です。

①口をウの字にして吸い込む。

②吸い込む時は、お腹を凹ませて胸部・背部の360度を膨らませて圧をかけていきます。

③腹圧をかけるタイミングも、スクワットが上手な人を真似てみましょう。担ぐ時に吸い込み、3歩下がってリフトダウン前にもう一度大きく吸い込みます。高重量を担いで吸い込むのはコツがいるので、両肩を持ち上げるように意識してたくさんの空気を吸い込めるように工夫します。

踏圧を確認する

足裏の感覚を大事にして、どこに重心が入っているのか足裏全体で捉えていきます。高重量になればなるほど「足裏の感覚」がめちゃめちゃ重要になってきます。踵が浮いても指先が浮いてもダメです。指先もガッチリ固めて足裏全体で支えてスクワットすることが大切です。

そんな細かい部分まで気にする必要があるのかどうか?と思う人もいると思います。ですが、あと一歩進んでいくためには超重要になります。きちんとしたトレーニングシューズが無い人は、スクワット専用のトレーニングシューズ(踵が高い靴)を購入してみるのも有りだと思います。値段はかなり高いですが本気でスクワットするなら必須のシューズなので検討してみて下さい。